カテゴリー別アーカイブ: 代表者コラム

【代表者コラムvol.157】『身体との対話』

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◇おかもと通信-『身体との対話』

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 先日、熊本地震の避難所で被災者の方々に心理面のサポートをされて
いるカウンセラーの方とお話する機会がありました。

 基本的にカウンセラーは会話を中心とした面談形式でカウンセリング
を行うことが多いですが、避難所ではその形式よりも「動作療法」が活
躍したということを聞きました。

 動作療法とは(説明できるほど詳しくないので簡略に説明しますと)、
文字通り動作に着目した心理療法です。
 たとえばガチガチに緊張するという言葉にもあるように、精神的な緊
張と同時に身体も硬くこわばるような身体的な緊張状態にあることが多
いです。
 動作療法では、身体の動作に着目して、身体の緊張に自ら気づき、緊
張をゆるめていくことで、精神的な緊張も解いていくという手法とのこ
と。

 実際に避難所で、眠れないというお年寄りは背中にガチガチに硬くな
っていたため、動作療法でほぐしていくと、よほど気持ちよくなったの
かそのままスースーと眠ってしまったそうです。

 動作から心をコントロールするというのはとても新鮮でした。普段頭
でばかり考えているなぁといろいろ考えさせられました。身体との対話
も大事ですね。  
  
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)

【代表者コラムvol.156】『みんなの学校』

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◇おかもと通信-『みんなの学校』

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 先日、「みんなの学校」という映画を観てきました。

 大阪にある大空小学校という普通の公立小学校が舞台で、特別支援教育の対象
となる発達障害がある子も、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、
みんな同じ教室で学ぶ姿をドキュメンタリーとして追った映画でした。

 この学校の特徴は、児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人も一緒になっ
て、誰もが通い続けることができる学校作りに取り組んでいるところです。

 お互いの「違い」を理解することに力を使い、どうしたら学校生活を過ごしや
すいかを児童たちが中心にサポートしあい、教職員はそれを応援するという姿が
印象的でした。ますます多様化が進む社会で、小学校で「違い」を理解できる力
を養うことは非常に意味があると感じました。

 地域の特色や支援体制の違いもあり、大空小学校の取り組みがそのままモデル
ケースとすることは難しいと思いますが、普通の公立学校でもやり方を考えれば
色んな取り組みができるということも示しています。

 地域全体でどう学校に関わっていくのかだけでなく、そもそも地域って何なの
か、いろいろと考えさせられる映画でした。ご興味ある方は下記のホームページ
を参照ください。 

 ※映画「みんなの学校」公式ホームページ→http://minna-movie.com/
 
                   
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)

【代表者コラムvol.155】『自然な生き方』

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◇おかもと通信-『自然な生き方』

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 先日、夏休みを利用して旅行に行ってきました。今回は人里離れた、
携帯もつながらないような自然に囲まれた宿に泊まりました。

 自然のおいしい空気と良い景色に癒されるのも束の間、部屋の周り
に集まった、より取り見取りの虫たちに歓迎され、奥さんは騒ぎまく
り(笑)。お風呂もシャワーの水圧が弱かったり、何気にネットで情報
を見たいと思っても携帯はつながらない…ちょっとずつ気持ちも下が
り気味になりました。
  
 なんでもっと整備しておかないんだとイライラする気持ちも出てき
たところで、それを求めるのもお門違い…。とりあえずこの状況を受
け入れようと気持ちを切り替えることにしました。

 そうすると、虫の声や風の涼しさ、夜空のきれいさに目が向いて、
いつの間にか不便さも「それはそれで」と受け入れていました。

 今のこの状況を受け入れて、今あるもので何ができるかを考えるこ
とがまさに「自然」なんだなぁと実感しました。 

 普段の人間関係や仕事、生活でも、コントロールできないものまで
コントロールしようとしてしまうことで不自然さを生み出してしまい、
勝手に疲れ果ててしまうのかもしれません。

 もう少し自然に生きていきたいと感じた夏休みでした。

                   
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)

【代表者コラムvol.154】『事実情報を正しく活用する』

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◇おかもと通信-『事実情報を正しく活用する』

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 新卒採用で、高卒と大卒だとどちらが就職率が高いと思いますか?
…と高校生に質問すると、ほとんどの生徒が大卒と回答します。

 厚労省によると、平成27年度卒業者で高卒が99.1%、大卒で97.3%
と高卒のほうが上回っており、平成22年以降は高卒がずっと上回って
います。

 一方、新卒入社から3年以内の離職率は、以前から大卒3割・高卒5割
という数字が常識のように言われてきました。実際は、大卒の3割はほ
ぼ変わりません(厚労省の最新の調査結果では32.3%)。

 高卒は平成20年に37.6%を記録して以降、4年連続で30%代後半をキー
プ(最新の調査結果では40.0%)、以前より高卒と大卒の離職率は差が
なくなってきています。

 実際の数字を伝えると、生徒が驚くのはもちろん、親御さんや先生方
も同じくらい(いやそれ以上?)驚かれます。

 もちろん、この数字から高卒での就職がおすすめですよというわけで
はありません。ただ、学校の現場にお邪魔するなかで、就職するなら大
学等に進学しなければまともな就職ができないという「思い込み」のよ
うなものが根強くあります。

 正しい事実情報を理解するところから、自分が何のために進学する意
味を真剣に向き合い始めます。大卒の離職率がなかなか変わらないのは、
何気に大学に進学してしまう傾向も影響しているのかもしれません。

 事実を正しく理解する機会を持つことが、物事を判断する際には欠か
せません。自分のことを自分で選ぶ力を身につけるためにも、事実をつ
かむ習慣は身につけておきたいですね。

                 
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)

【代表者コラムvol.153】『“ほめる”とは』

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◇おかもと通信-『“ほめる”とは』

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 先日、「ほめ方・ほめられ方」を考えるワークショップに参加しました。
 
 実はほめ方・ほめられ方、どちらも自信がありませんでした。

 仕事柄、若者を接するなかで、何となくほめることをしていたのですが、
ほめているのにうまく伝わらない時もあり、年上の人をほめたいとき「上
から目線」と思われないかと考えると声かけができなかったり…。
 自分がほめられるときも素直に受け取れなかったり…

 そんな私が今回のワークショップで知りたかったのは、そもそも“ほめる”
とはどういうことなのかということでしたが、冒頭にズバリ下記のとおり解説
いただきました。

『“ほめる”とは【人】【モノ】【出来事】の【価値】を発見して伝える事』

 相手が認めてほしいと思っている事柄の価値、相手が気づいていない価値を
見つけることと考えれば、ほめることが躊躇なくできるし、ほめられるときも
気づいてないことを言ってもらえることを新たな発見だと捉えられそうです。

 ほめ方・ほめられ方、自然に使いこなせるようになりたいものです。
  
                 
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平

【代表者コラムvol.152】『ベテランの「学ぶ力」』

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◇おかもと通信-『ベテランの「学ぶ力」』

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 このところ、いくつかの組織にお邪魔して、キャリア面談を担当す
る機会をいただいています。

 多かれ少なかれ、どんな組織でも何らかの課題はありますが、それ
らの課題に取り組む力強さのある組織にはある共通点がありました。

 それは、ベテラン社員の方々の「学ぶ力」です。勤続年数も長く、
技術も十分身につけている方々が、もっとうまくなりたい、もっとよ
くしたいと思って毎日の仕事に取り組んでいました。

 『本当に満足のいく仕事は年に1回あるかどうか。あとはまだまだ
力不足。「これで終わり」という発想がない』と話される方もいまし
た。

 同時にこういうベテランの方は、次世代の人材育成にも意識が高い
傾向にあります。身につけてきたことを、できるだけ伝えていきたい
がどうしたらいいのかと逆に質問されることもしばしばでした。

 人材育成のポイントは「みずから学んでいく力」にあると思います。
 ではどうしたら身についていくのか。ベテランやトップ自身が学ぶ
姿を見せていくことが、実は次世代の育成につながっているのかもし
れません。

 永遠のテーマといえる人材育成の課題。答えは実は身近にあるのか
もしれません。
 
               
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)

【代表者コラムvol.151】『「訳アリ」こそ自然そのもの』

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◇おかもと通信-『「訳アリ」こそ自然そのもの』

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 あらためまして熊本地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申
し上げます。

 まだまだ余震の続く中ではありましたが、地震後のゴールデンウィ
ークに大分久住まで足を運んでみました。

 久住は特に問題ないと聞いていましたが、事前に通行可能な道を調
べて出発しました。実際行ってみると、ところどころ片側通行の箇所
もありましたが、車も人も少なくスムーズに行けました。

 久住にはほぼ毎年のようにドライブに出かけてます。今回の地震に
限らず、久住周辺は大雪や水害などの影響で、毎年のようにどこかが
工事中や通行止めだったり、宿泊施設がダメージを受けたり、必ずど
こか「訳アリ」な箇所があります。

 その訳アリな不完全さことが「自然」なんだということに気づかさ
れます。

 人間の健康や人生もそうですが、完全に良いコンディションのとき
はほとんどありません。どこか訳有りだけど、それらの「訳」とどう
にか折り合いをつけながら生きていく、これが自然な生き方だと最近
思っています。

とにかく緑も花もいつも通り素晴らしい久住でした。地震の影響で
観光地も人がまばらです。無理をしないことは大前提として、できる
だけ足を運んで盛り上げたいですね。
 
               
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)

【代表者コラムvol.150】『「良いこと」を辞めてもいい?』

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◇おかもと通信-『「良いこと」を辞めてもいい?』

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 新年度に入りました。これまでと環境が変わった方や新しいチャ
レンジに取り組む方も多いのではないでしょうか。

 心機一転何かに取り組もうとする時、これまでより増やす・加え
るするという発想がまずは思い浮かびます。

 もちろん色んなことを取り組んでみること自体は大事なことです
が、取り組みすぎてわけがわからなくなったり、疲れ果ててしまっ
たという話も聞きます。

 ほとんどの場合、取り組まれている事はそれぞれ良いものばかり
だったりしますので、なぜ良いことに取り組んでいるのにうまくい
かないのか…と悩んだり自らを責めてしまうというケースも出てき
ます。

 何か新たに取り組む場合は、同時にこれまでの良い取り組みもあ
えて見直したり、しないと決めたり、検討することが必要なのかも
しれません。

 見直してみることで、今新たな取り組みをしなくてよかったり、
ちょっとだけ改善すればいいことだったり、もう役割を終えたから
しなくていいことだ、等々気づきやすくなる気がします

 「良いこと」ほどブラッシュアップが必要ですね。  
  
             
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)

【代表者コラムvol.149】『仕事と生活は切り分けるべき?』

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◇おかもと通信-『仕事と生活は切り分けるべき?』

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 就職支援の相談に加えて、職場にお邪魔して、お勤めの方々向けに
キャリアコンサルティングを担当する機会が増えました。

 いくつかの企業に伺って、何となくですがうまくいっている人(組
織)の傾向が分かってきました。それは、仕事と生活のバランス
(ワーク・ライフ・バランス)が良いということです。

 一般的にワーク・ライフ・バランスというと、仕事の負担を減らす
という視点や、、私生活と仕事を切り分ける考え方が前提のケースが
多いように感じます。

 しかし、実は仕事と生活の垣根をあえて低くすることで働きやすさ
につながり、うまくいくポイントのように感じました。

 例えば、子育て中の方であれば、子どもの行事があるときなど用事
があれば、そのときだけ用事を済ませるために外出できるという事業
所がありました。その事業所は大企業ではなく、社員数十数名という
少規模ですが、お互いがカバーし合う風土が根付いていました。

 そもそも仕事も日々の生活の一部なので、切り分けるという発想自
体が無理があるのかもしれません。今後の少子高齢化の社会ではさら
に切り分けしにくい状況になると思われます。

 「どう働くか」も含めた「どう生きるか」を従業員と一緒に考えて
いく姿勢がますます雇用側にも求められるような気がします。

             
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)

【代表者コラムvol.148】『卒業のパンものがたり』

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◇おかもと通信-『卒業のパンものがたり』

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 彼と出会ったのは2年前。

 高校中退からひきこもりを経て、短時間のパン作りのバイトを始め
て5年が経った頃でした。

 転職して自立した生活を出来るようにしたいけど自信がないと相談
に来てくれました。

 そんな彼がこのたび正社員を前提としたフルタイムの仕事に就職が
決定しました。

 「時間はかかったけど、自分なりの生き方、やり方でいいと思える
 ようになったのが自信になった」と話してくれました。

 履歴書や面接の話はほとんどせず、バイト先での出来事や家族、
彼女の話、大好きなサッカーの話、とても書けないバカ話をたくさん
聞きました。

 実はそれらの話の中に彼の力強さや良さがにじみ出てました。毎月
面談を重ねるたびに、彼の話から気づいた「強み」をフィードバック
し続けました。

 そうこうしてちょうど2年が経過した先日の面談日。彼は自分で仕事
を見つけて、応募して、内定して、就職の報告に来てくれました。

 その目は既に前を見ていました。毎月会って話をしていたのが終わっ
てしまうのはなんだか寂しい気持ちもします。実は私が彼から勇気を
もらっていたのかもしれません。

 彼が最後にくれた卒業のパン、じっくり味わいながらいただきました。
その勇気と強さ、ちょっとはあやかることができたかな。

             
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)

【代表者コラムvol.147】『人それぞれの「当たり前」』

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◇おかもと通信~人それぞれの「当たり前」

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 先日、企業にお邪魔して、社員の方々のキャリア面談を実施する機
会をいただきました。

 新入社員(新卒・中途)、新卒から入社した中堅社員、ベテランの
パート社員など様々な立場の方々のお話を伺いました。各人で思いは
様々ですが、個人と組織との間にある課題には共通しているものがあ
りました。それはお互いの「当たり前」の違いです。

 ベテランのパート社員の考える当たり前、中堅社員の考える当たり
前、新入社員の考える当たり前…

 これが当たり前だろうと思っている事が、実はお互いの当たり前で
はないことを理解していないと、コミュニケーションで溝が出来てし
まったり、方向性がバラバラでチームワークが発揮できなったり、新
入社員が定着しなかったりといった問題に結果的につながるような気
がします。

 当たり前を確認し合える関係を作っていきたいですね。

             
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)

【代表者コラムvol.146】『「とりあえず」と「事前準備」』

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◇おかもと通信-『「とりあえず」と「事前準備」』

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 仕事柄、日ごろ働くことに悩む若者と接することが多いのですが、
どんなところを悩んでいるのか尋ねると、「よくわからない…」
「なんとなく…」「漠然と…」といった言葉が多く聞かれます。

 これを聞いて、「甘えるな!!」と叱咤したくなった方々も多い
と思います。私も思わずのどから出そうになりますが、言ったとこ
ろで事態が好転することは稀です。

 ちょっと冷静になって考えてみますと、彼らにとって働くことが
抽象的なだけなのでしょう。では働くことを具体的で身近なものに
するには、まずやってみることが最も手っ取り早い方法なのですが、
彼らにとっては「とりあえず」が難しいようです。

 「とりあえず」が出来るようになるには、「事前準備」が必要だ
と感じています。彼らの事前準備が整うために、私が今取り組んで
いるのは、「働くうえでの色んなルールについて知ろう」というも
です。

・時給や働く時間はどのように決まっているのか?
・働くうえで、守ってくれる保険にはどんな種類があるか?

など、知ってて当たり前と思われる方も多いと思いますが、実際の
ところ、特に保険や年金などについてはほとんど分からないまま成
人を迎えている若者が多いです。セミナーを行うと皆熱心にメモを
とっています。

 社会保険料は会社が半分負担していることや厚生年金の仕組みを
知って、「働くということは怖いと思っていたけど、意外に守られ
ているんだなと感じた」という感想も聞かれました。
 
 働くうえでのルールを学んでいくと、今の社会がどのような形で
成り立っているのかがイメージしやすくなります。

 根本的なことを丁寧に紐解くことは一見面倒なことですけど、一
度理解すると、自分の軸となり、心強い味方となります。

 「なぜ働かなければならないのか」という問いに、働き甲斐のこ
とを伝える方法もありますが、社会構造を理解した上で働く意義を
考えるというアプローチもあっていいですよね。

             
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)

【代表者コラムvol.145】『「問題」にしない接し方』

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◇おかもと通信-『「問題」にしない接し方』

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 最近、認知症に関する特集が色んなメディアで組まれているのを
よく目にします。

 日頃は若年者と関わることが多いので、認知症はあまり関係ない
かと思いきや、認知症の方々との関わり方を変えるという内容が若
年者との接し方にも通じるものがあり参考になりました。

 認知症というと、考える力がなくなり、意思疎通も難しくなると
いうイメージを持っていました。したがって認知症の方にはこちら
の話す言葉も理解できないものだと決めつけて考えていました。

 しかし実は、周囲の人たちの接し方や言葉を敏感にキャッチして
いることが研究結果で明らかになったとのこと。

 特に周囲の接し方のなかで、「同じことを何回言わせるのか」
「さっきも同じことしていたよ」「こんなことも分からないの」など
という言葉を投げかけられることで傷ついているとのこと。

 「認知症の人は物忘れの多い自分を情けなく感じて自己否定している
傾向がある。それを指摘されると、さらに落ち込んだり、どうしよう
もなく怒りの感情が沸いて暴力につながる」などの問題行動との関係
も紹介されていました。

 ではどう接したらいいのか。まずは周囲の人は本人の物忘れを否定
せず、叱らず、そのことを「問題」にしないようにする。物忘れをす
る自体は本人もどうすることもできないことであり、解決しようのな
いことを問題にすること自体がよくないのだといいます。

 年代にかかわらず、その人を尊重する接し方は共通するものであり、
多様性が進む今後の世の中ではますます注目されるのではないでしょ
うか。

             
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)

【代表者コラムvol.144】『問いかけから見えてくるもの』

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◇おかもと通信-『問いかけから見えてくるもの』

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 先日、人生すごろく「金の糸」を使ったワークショップのファシリ
テーターを担当させていただきました。

 この人生すごろく「金の糸」では、小学生~大学生時代の自分を振
り返りながら、今の自分につながる自分らしさ(=金の糸)を見つけ
ていきます。

 このすごろくのポイントは「問いかけ」。止まったマスに書かれた
質問に答えていくたびに、徐々に当時の感覚を思い出したり、他の人
が答えている内容を聞くなかに自分の感覚を発見したり、考えが深ま
っていきます。

 今回は複数のグループに分かれてワークを行いました。グループに
よって話の深まりに差が出ていました。その差はどこで生まれている
か観察すると、話が深まっているグループは、マス上の問いかけだけ
ではなく、もう一歩踏み込んで周囲から質問が投げかけられていまし
た。

 質問されればされるほど、それに答えるために考えを深めて、それ
を周りの参加者に分かりやすく伝えようとして整理していく。その過
程でなんとなく自分らしさのつながりが見えてくる、その様子を間近
で見ることができ、私も良い時間を過ごさせてもらいました。

 自分らしさを自分の「軸」のようなものと例えられることもありま
すが、軸というと強くて太くてゆるがないもののような印象を持って
しまいます。

 決してゆるがない軸ではないが、色んな事があってくねくね曲がっ
ていいけどつながっている。私は「糸」と表現しているところにとて
も人間らしさを感じて、このワークが気に入っています。

 また実施する機会があればインフォメーションでご案内します。
 ご興味ある方はぜひ参加ください! 

             
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)

【代表者コラムvol.143】『ますますベーシックが求められる時代に』

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◇おかもと通信-『ますますベーシックが求められる時代に』

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 10月に入り、新しい事業やプロジェクトのお話をいただいております。

 初めての役割を担うものだったり、今の私にはちょっと背伸びが必要
な仕事もあり、緊張が続く日々です。

 新しいことに取り組むとなると、新しいスキルや知識も必要ですが、
実はベーシックなことが重要だと気づかされます。

 たとえば対人的な支援であれば、対象となる人のバックボーンがどん
なに変わってもベースとなることは信頼関係の構築であることは共通し
ています。

 変化が激しいことが当たり前になりつつ世の中ですが、そんな世の中
だからこそ自分自身のベーシックなチカラが試されるような気がします。

 バタバタしているときだからこそ、秋らしくちょっと落ち着いて自分
のベーシックなところに目を向けてみたいと思う今日この頃です。

             
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)