【本のご紹介 vo.113】『無理・無意味から職場を救う マネジメントの基礎知識』


「無理・無意味から職場を救う マネジメントの基礎知識」
 海老原嗣生(著) 守島基博(解説)/プレジデント社

・上司は部下のやる気を大切にしなければならない
・部下には能力より少し難しめの仕事を与えてモチベーションを高める 

など、マネジメントの現場では上記のようなことはよく聞かれますが、
ではそもそもなぜやる気を大切にしなければならないのか、モチベー
ションが高まるということは具体的にはどういうことを指すのか、と
いった基礎的なことはあまり教えられていません。

一般的に、マネジメントは教わるものではなく、指名されて何気なく
マネジメントの役割に就き、経験や勘を頼りにマネジメントのコツを身
に付けていくものと捉えられているのが実状ではないでしょうか。

 実はやる気やモチベーションなど高めるといったことは、単なる精神
論から生まれたものではなく、昔の経営者たちが当時の世界最先端の理
論をしっかり取り入れてきたものが根付いたものであるとのこと。

 人事制度が整ってもマネジメントがうまくいかないのは、部下の育成
が会社を成長させるということがマネジャーに理解徹底されていないた
め、また現場でどう実践するかといったベースが教えられていないため
だと言います。 

 本書では日頃の職場や組織でよくある場面をクイズ形式で取り上げ、
マネジメントのベースとなっている基礎理論がどう実践とつながってい
るかを学ぶことができます。

 本書の構成自体もマネジメントを個人⇒部署⇒会社と順に視点を移し
ながら考えるステップで書かれており、マネジメントと経営のつながり
が理解しやすいです。