【代表者コラムvol.157】『身体との対話』

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◇おかもと通信-『身体との対話』

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 先日、熊本地震の避難所で被災者の方々に心理面のサポートをされて
いるカウンセラーの方とお話する機会がありました。

 基本的にカウンセラーは会話を中心とした面談形式でカウンセリング
を行うことが多いですが、避難所ではその形式よりも「動作療法」が活
躍したということを聞きました。

 動作療法とは(説明できるほど詳しくないので簡略に説明しますと)、
文字通り動作に着目した心理療法です。
 たとえばガチガチに緊張するという言葉にもあるように、精神的な緊
張と同時に身体も硬くこわばるような身体的な緊張状態にあることが多
いです。
 動作療法では、身体の動作に着目して、身体の緊張に自ら気づき、緊
張をゆるめていくことで、精神的な緊張も解いていくという手法とのこ
と。

 実際に避難所で、眠れないというお年寄りは背中にガチガチに硬くな
っていたため、動作療法でほぐしていくと、よほど気持ちよくなったの
かそのままスースーと眠ってしまったそうです。

 動作から心をコントロールするというのはとても新鮮でした。普段頭
でばかり考えているなぁといろいろ考えさせられました。身体との対話
も大事ですね。  
  
(アール・キャリア・スタジオ代表 岡本 耕平)